スラバヤ総領事館 海外安全対策情報

令和8年4月15日

海外安全対策情報(令和8年1月~令和8年3月分)

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海外安全対策情報

 
1 一般治安情勢

日本人が被害にあった事件は確認していません。
治安は概ね良好ですが、いくつかの注意を要します。

(1) 繁華街やモール、路上などでは、財布や携帯電話を狙ったスリが発生しているこ  とから、カバンを体の前で持つなどの防犯対策を行ってください。特に深夜時間帯は、若者同士の乱闘やひったくりなどの犯罪に巻き込まれる可能性が日昼に比べて高くなることから、できるだけ外出は控えてください、また、外出する場合には、移動は徒歩ではなく車を利用するなどしてください。

(2) 麻薬の売買が横行しており、当局は取締りを強化しています。インドネシアでは、麻薬関係法規の違反者は厳しく処罰され、場合によっては死刑あるいは禁固等の重刑が科されることもありますので、違法な薬物には絶対に手を出さないでください。また、事件に巻き込まれることのないように、繁華街の路地裏など麻薬取引が行われる可能性が高い場所には近づかないことも重要です。

(3) 警察による賭博に対する取締りも特に強化されており、地元紙は、オンライン賭博に関与した者が検挙されたと報じられています。インドネシアでは、賭博が厳しく規制されており、違反すると禁固刑や罰金を科せられるおそれがありますので、どのような形態であっても賭け事には絶対に手を出さないでください。

(4) スラバヤ市内各所において様々なデモが行われています。最近ではTunjungan Plaza前において、民間企業の経営者に対するデモが頻繁に行われています。現時点ではデモは平和裏に行われているものの、デモ参加人数は増加傾向で、付近では交通渋滞も発生しております。そのほか、市内中心部の「英雄塔(Tugu Pahlawan)」、「東ジャワ州議会(DPRD Jawa Timur)」、「東ジャワ州知事公舎(Grahadi)」周辺でデモが行われる傾向があります。デモ発生時、同周辺では、大規模な交通規制が実施される可能性があります。ご自身の安全のため、不測の事態に巻き込まれないよう、デモが行われている道路周辺に近づかず、デモに遭遇した際には、速やかにその場を離れるなど、外出の際には周囲の状況に十分注意してください。

 

2 テロ情勢

警察署や宗教施設を標的とする傾向があることから、これらの施設には、できるだけ近づかないようにすることが重要です。2018年5月に発生した教会3箇所に対する自爆テロ事件以降、東ジャワ州においてテロ事件は発生していません。しかしながら、2024年7月には、東ジャワ州バトゥ市において、教会に対する爆弾テロを計画していた男が逮捕されているなど、いまだテロの潜在的脅威が存在しています。

 
3 誘拐・脅迫事件発生状況

日本人関連情報には接していません。

 
4 対日感情

対日感情は基本的に良好です。

 
5 日本企業の安全に関する諸問題

日本企業の安全に係る諸問題に関する情報には接していません。

 
6 災害

(1) 地震・水害
      インドネシアでは、急激な天候不順による大雨・土砂崩れ・道路の冠水等がたびたび発生しています。また、激しい風雨による倒木死亡事故等も発生しておりますので、天気予報や悪天候に関する報道等を注視し、特に激しい風雨が予想される際には、不要不急の外出を避ける、倒れそうな立木や老朽化した建物、インフラから離れるなど、十分注意してください。
 
(2) 火山活動
      2025年11月19日夕方、東ジャワ州南部に位置するスメル山が噴火し、この噴火に伴い、大規模な噴煙が確認されています。今回の噴火により、スメル山に関する噴火警戒レベルは4段階中、最高の「レベル4(避難行動:Awas)」まで引き上げられましたが、現在は「レベル3(警戒:Siaga)」に引き下げられています。しかしながら、今もなお小規模噴火を繰り返しており、インドネシア当局は、スメル山周辺地域への立ち入りを控えるよう呼びかけています。スメル山は、2021年にも噴火・火砕流が発生するなどし、死傷者が出ています。噴火の規模によっては、スメル山周辺の幹線道路や橋などが通行止めになる可能性もあります。同地域周辺に訪問を予定されている皆さまは、噴火に関する最新情報の入手に努めてください。 
 

7 医療

インドネシア保健当局によると、2025年の麻疹(はしか)の疑い例は対前年比で約3倍となっており、2026年も引き続き多く発生しています。また、アメリカ疾病予防管理センターによると、インドネシアは世界で最も麻疹(はしか)が発生している国とされています(2025年6月~11月)。地域別では現在、ジャカルタ首都特別州、西ジャワ州、バンテン州、西スマトラ州および南スラウェシ州が、発生数が多い地域となっています。これらの地区にお住まいの方、及び訪問の予定のある方は、特に御注意ください。現在、東ジャワ州内では感染が拡大しているわけではありませんが、昨年8月、9月には、マドゥラ島のパメカサン(Pamekasan)・スメネップ(Sumenep)において、一時麻疹が拡大したことがありましたので、引き続き注意願います。麻疹(はしかウイルスは空気感染し、極めて感染力が強いため、ワクチン接種が唯一の感染予防手段となります。特に、麻疹(はしか)にかかったことがなく、ワクチン接種歴が2回ない方や不明な方は、ワクチン接種などの対応をご検討ください。
 

8 インドネシア入国時における手続きの変更(All Indonesiaの導入)

インドネシア政府は、インドネシア入国時における事前の手続きとして、新たに「AllIndonesia」を導入しました。これは、今まで運用していた電子税関申告書(e-CD)及び健康検疫申告書(SATUSEHAT Health Pass)などのシステムを統合し、更に滞在先住所などを登録する到着カード(Arrival Card)の役割を追加したシステムとなっています。昨年10月1日以降、全ての国際空港・海港において、国際線にて到着する方は「All Indonesia」から到着カード(Arrival Card)の電子フォームへの登録が義務づけられています。「All Indonesia」の登録サイトは以下のとおりで、インドネシアに到着する3日前から入力可能です。入力後に到着カード(Arrival Card)QRコードが表示されますので、スクリーンショットを撮っておくか印刷しておき、空港係官に見せてください。  
 
https://allindonesia.imigrasi.go.id/
 
現時点で「All Indonesia」にIMEI登録(インドネシア国外で購入した携帯端末を持ち込み、 90日以上の間、SIM カードを入れて利用する場合の登録)の機能はありません。IMEI登録を行う場合は、税関申告書(e-CD:https://ecd.beacukai.go.id/ )も同時に入力しておき、空港を出る前にIMEI専用窓口を訪問して手続きする必要があるとのことです。インドネシア入国査証(E-VISAやE-VOA)の取得は「All Indonesia」とは別にこれまでどおり、インドネシア入国管理局のサイト(https://evisa.imigrasi.go.id/ )から手続きを行います。なお、E-VOAの場合は「All Indonesia」を通じて登録申請することも可能です。
「All Indonesia」の登録に料金の支払はなく、クレジットカード情報の入力もありませ(E-VOAの申請をした場合は支払いが発生します)。今後、偽サイトや高額代行サイトが出現する可能性もありますのでご注意ください。
 

9 その他

日本人旅行者が滞在中に怪我をしたり、体調不良となり入院するケースが以前より 多く見られます。インドネシアでは、医療費が高額になることが多く、前払いや保険会社の支払い保証がなければ治療を受けられないこともあります。また、治療のため第三国に移送しなければならないケースも予想され、その際には、非常に高額な搬送費用を請求されることになります。そのため、旅行に際しては、海外旅行保険への加入を強く推奨いたします。クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、適用される条件が厳しく、保険金額も低い傾向があるため、必ず規約を確認してください。
また、旅行する際には、ご家族、知人等に旅行目的やスケジュール、緊急連絡先などを伝えるほか、外務省の渡航登録サービス「たびレジ」への登録をお願いします。
 
  • 「在留届」提出義務に該当しない3ヶ月未満の短期渡航者の方には、渡航情報などの提供や緊急事態発生時の対応に活用できる「たびレジ」の登録をお勧めしております
外務省たびレジ登録サイト https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html