ITS教授が日本国外務大臣表彰受賞

令和2年12月1日
在スラバヤ日本総領事館
 

 12月1日、日本外務省は、今年の外務大臣表彰者受賞者を発表し、受賞者の一人として、アグス・ザイナル・アリフィン国立スラバヤ工科大学(ITS)教授が含まれました。アグス教授は、日本とインドネシアの相互理解の促進の功績が認められ受賞しました。
 アグス・ザイナル・アリフィン教授は、我が国政府の国費留学生として2003年から2007年まで広島大学工学研究科(情報工学)に留学して博士号を取得し帰国後、大学で教鞭を執るかたわら、東ジャワ州内各地のイスラム寄宿塾を巡回し、教員や生徒を対象に自身の留学経験や日本の公教育に関する講演を実施し、積極的に対日理解促進活動を行ってきました。
 また、アグス教授は、日本に留学中の2006年、イスラム団体「ナフダトゥール・ウラマ(NU)」本部より、後にNU日本特別支部と認められる学生組織の立ち上げに積極的に関与し、NU日本特別支部の活動を通じて、日本社会におけるイスラム理解やインドネシア理解の促進にも貢献しました。
 スラバヤ総領事館としても、今回のアグス教授の受賞を大変嬉しく誇りに思います。表彰状は、後日、スラバヤ日本国総領事からアグス教授に贈られる予定です。
 
関連リンク
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press6_000706.html