スラバヤ総領事館 海外安全対策情報

海外安全対策情報(平成30年10月~12月分)

1 治安情勢

  5月13日、東ジャワ州スラバヤ市にて3カ所の教会を狙った自爆テロが発生し、同日夜には同州シドアルジョ県にてテロリスト自宅にて爆発物が暴発する事件が発生した。同月14日には、スラバヤ市警察本部正門にて自爆テロが発生した。事件後、治安機関によるテロ掃討作戦が継続的に実施されており、インドネシア各地でテロ容疑者が検挙され、その一部が検挙活動に抵抗したとして射殺された。
​ また,7月5日には,東ジャワ州パスルアン県バンギルにて,テロリストの自宅で爆発物が暴発する事件が発生し,一時被疑者が現場から逃走(同被疑者については8月4日,東ジャワ州マラン市にて検挙)した。
 11月20日、東ジャワ州ラモンガン県パチランの交通警察官詰所が投石を受けガラスが破損するテロ事件が発生した。犯行後、被疑者2人はバイクにて逃走したが、警戒中の警察官らに確保された。この検挙に伴い、警察官1人が目を負傷し病院に搬送された。
 最近のテロ事件は、警察官、警察施設のほか、宗教施設を狙った犯行が多く、特に警察はテロの標的となっていることから、これら施設には極力近づかないようにすることが肝要である。
 また上記のほかテロの標的となりやすい場所として、軍・政府関係施設、欧米関連施設、ショッピングモール等の不特定多数の人が集まる場所等が挙げられるところ、そのような場所を訪れる際には、退避ルート・隠れられる場所を確認するとともに、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全対策を怠らないことが必要である。


2 凶悪犯罪・一般犯罪の状況

(1)発生状況
スラバヤ市及び近郊においては、路上強盗やひったくり、侵入窃盗等の犯罪が発生しており注意が必要である。特に路上強盗やひったくりは早朝及び夜間に多発していることから、これら時間帯には急を要しない外出を控えるとともに、移動する際は出来る限り車両を利用するなど、必要な安全対策をとることが重要である。また、刃物等の凶器を使用した犯罪も発生していることから、万が一、金品を要求されるような犯罪に遭遇した際は、抵抗はしないなど身の安全を第一にした対応をとること。
(2)邦人被害事案
邦人被害に関する報告は受けていない。


3 テロ・爆弾事件状況

(1)5月13日朝、スラバヤ市内3カ所の教会において自爆テロが発生し、自爆実行犯含む25人が死亡、40人以上が負傷する被害が発生した。
(2)5月13日夜、スラバヤ市の南に隣接するシドアルジョ県の集合住宅の一室で同室住人の男性が爆弾を製造していたところ、これが爆発し、同人の妻と子1人が死亡した。同男性については臨場した警察官により射殺された。
(3)5月14日朝、スラバヤ市警察本部正門で自爆テロが発生し、自爆実行犯4人が死亡、警察官を含む10人が負傷した。
(4)7月5日昼、パスルアン県バンギルにてテロリストが自宅で爆発物を誤爆する事件が発生し、被疑者の子が負傷したほか、現場にて配偶者が検挙された。テロリストについては、臨場した警察官に対し爆発物を投てきし一時逃亡するも、8月4日、マラン市にて検挙された。
(5)11月20日未明、ラモンガン県パチランのラモンガン海洋公園(WBL)にある交通警察官詰所が投石を受け、同施設窓ガラスが破損するテロ事件が発生した。犯行後,被疑者2人はバイクで逃走を図ったが,同詰所で警戒中であった警察官らに追跡され身柄を確保された。この検挙に伴い,警察官1人が右目を負傷し病院に搬送された。
 

4 誘拐・脅迫事件発生状況

 邦人関連情報には接していない。


5 対日感情

対日感情は基本的に良好であり,特段の変化は見られない。


6 日系企業の安全に関わる問題

関連情報はない。