総領事館便り 2013年11月号


海上自衛隊P3C機のスラバヤ来訪

10月16,17の両日、我が国の海上自衛隊のP3C型哨戒機2機がスラバヤを訪問しました。
航空隊司令・山形文則一等海佐以下39名の乗組員は、東アフリカ・ジブチに駐屯し、ソマリア沖の海域における海賊対策作戦の一環として、スエズ海峡を通って欧州とアジア・日本とを結ぶ船舶の護衛任務に当たってきました。
この度、四ヶ月間に亘る任務を終了し、日本への帰投の途次スラバヤに立ち寄ったもので、スラバヤにおいてはインドネシア海軍東部艦隊司令官アグン・プラモノ少将他に表敬訪問、また2機の飛行機をジュアンダ空港で出迎えた、海軍航空集団副司令ダドゥン・コハル大佐他と意見交換し、交流をもちました。
海上自衛隊の航空機がスラバヤを訪問するのは初めてです。総領事館としては、今回の訪問が日イ両国の国防関係者間の更なる関係の強化に繋がることを希望しています。

海軍航空集団副司令ダドゥン・コハル大佐(中央)
と山形司令(左) 

インドネシア海軍東部艦隊司令官
アグン・プラモノ少将(右)と山形司令(左)

邦楽ユニットWASABI公演の実施

10月24日から25日にかけて、在スラバヤ日本国総領事館は邦楽ユニットWASABIを招いて邦楽の公演をスラバヤ市内の市民ホール(タマンブダヤ)及びショッピングモール(BGジャンクション)で開催しました。
本公演は日ASEAN協力40周年及び日インドネシア国交樹立55周年を記念して実施されたもので、初日は約500名、二日目は約1000名の観客が来場しました。
公演中には曲に合わせて観客が手拍子を打つなど演奏者と会場の観客とがまさに一体となり大いに盛り上がりました。初日の市民ホールの本公演の最後の曲の後には会場全体からアンコールの声がかかり、着物を羽織って再び登場したWASABIのメンバーはインドネシアの曲「ブンガワン・ソロ」を演奏。会場からは感嘆の声と大きな拍手が送られました。
2日目のショッピングモールでの公演では、もともと公演目当てにやってきた観客の他、一般の買い物客も会場を訪れ大変な賑わいを見せました。

初日の公演後の握手会の様子

ショッピングモールでの公演の様子