総領事館便り 2014年12月号
草の根レベルでの教育支援
日本政府は東ジャワ州の2校に対して草の根・人間の安全保障無償資金協力を行うことを決定し、11月13日当館で署名式典が行われました。同資金協力は途上国の草の根レベルの社会開発を目的としたもので、今回の支援により各学校での教育、衛生・学習環境が向上することが期待されています。各プロジェクトの概要は以下のとおりです。
1.「東ジャワ州マラン県におけるイスラム小学校の施設拡充計画」
供与限度額:82,091米ドル
被供与団体:マンバウル・ウルム・イスラム小学校
概要:2階建ての校舎2棟(3教室及び図書室)、備品の整備
被供与団体:マンバウル・ウルム・イスラム小学校
概要:2階建ての校舎2棟(3教室及び図書室)、備品の整備
2.「東ジャワ州ポノロゴ県におけるイスラム中学校の施設拡充計画」
供与限度額:64,777米ドル
被供与額:アル・イスラー・イスラム中学校
概要:1階建ての校舎(2教室及び図書室)、備品の整備
被供与額:アル・イスラー・イスラム中学校
概要:1階建ての校舎(2教室及び図書室)、備品の整備

署名を終えた関係者集合写真
前列右から3番目:マンバウル・ウルム・イスラム小学校校長
同左から3番目:アル・イスラー・イスラム中学校校長

署名交換の様子
東南アジア青年の船スラバヤ寄港(オープンシップ)
12月5日から8日の間、内閣府主催「第41回東南アジア青年の船」事業の一環で、「にっぽん丸」がスラバヤに寄港しました。今年第41回目となる同事業は、日本及び東南アジアの青年ら約300名が、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムに寄港し、出港・寄港先でホームステイや交流プログラムを行うもので、11月7日に日本を出港、12月17日に日本に帰港予定です。12月5日には開会式が行われ、野村総領事が挨拶、12月8日には船の一般公開(オープンシップ)が行われ、スラバヤ日本人学校幼稚部や小学部、その他多くの在留邦人の皆さまにご参加いただきました。ご協力いただきた皆様に、心より御礼を申し上げます。

開会式の様子(野村総領事挨拶)

日本参加青年によるパフォーマンス

タンジュン・ペラク港に停泊するにっぽん丸

にっぽん丸船内の様子