在マカッサル領事事務所 海外安全対策情報
海外安全対策情報(2015年度第1四半期)
1.治安情勢及び一般犯罪の傾向
(1)マカッサル市内においては、夜間におけるギャング(暴走族)による事件が多発している。合計で200名以上にのぼるギャングが暴走行為を繰り返しているといわれており、コーヒーショップやインターネットカフェを襲撃し、破壊行為を行った際に店内にいた客が怪我を負う事件が発生。また、手製ボーガンなど凶器を所持するギャングに襲われ、ボーガンの矢が当たり、死亡する事件も発生している。ギャングは凶器を所持しており、一般市民へ危害を加える凶悪集団であるところ、夜間時の外出は避ける、万が一遭遇した際は、その場から速やかに離れる、ギャングをあおるような言動は行わない、などの対策が必要。
(2)ひったくり、窃盗等の犯罪は日常生活において発生する可能性が高い。夜間には外出を控える、外出する場合にはタクシー等を利用する。また昼間においても道を歩く際には、バイクによるひったくりが発生する可能性があるため周囲に注意を払い、道路側にカバンを持たない等の対策を行う。
(3)デモが発生するような大きな事件は発生していないが、当地では小さな出来事でデモが発生する可能性が高いところであるため、日頃から注意をする。デモに遭遇した場合にはすぐにその場を離れる、デモの場所に近づかない等の措置が必要。
(4)6月18日からイスラム暦のラマダン(断食月)が開始された。同期間中は窃盗等の犯罪が増加する傾向にあることから、警察ではパトロール・取り締まりを強化している。
なお、断食中のムスリム(イスラム教徒)の前では飲食を行わない、飲食を行う場合には一言断りを入れてから行うよう配慮する必要がある。
なお、断食中のムスリム(イスラム教徒)の前では飲食を行わない、飲食を行う場合には一言断りを入れてから行うよう配慮する必要がある。
2.邦人被害事案
発生状況なし。
3.テロ・爆弾事件発生状況
発生状況なし。
4.誘拐・脅迫事件発生状況
邦人被害の事件は認知していない。
5.対日感情
対日感情は基本的に良好であり、特段の変化は見られない。
6.日本企業の安全に関わる諸問題
関連情報なし。