スラバヤ総領事館 海外安全対策情報
海外安全対策情報 平成25年7月~9月分
1 治安情勢及び一般犯罪傾向
(1)治安情勢
当館管轄内の治安情勢に大きな変化はなく、比較的安全な状態で推移している。特に日本人を含む外国人が被害者となる事件の発生は少ない。しかし、7月に東ジャワ州トゥルンアグン県において爆弾やけん銃を所持した手配中のテロリスト2名が警察との銃撃戦の末、射殺されるといった事件が発生している。実際にテロ事件等は発生していないものの、今後ともテロに対する注意は継続する必要がある。
(2)一般犯罪の状況
金品を狙った強・窃盗事件が継続して発生している。その手口も、閉店中の店舗の屋根や壁を壊して侵入する侵入窃盗事件、けん銃や刃物を所持して複数で民家に押し入る侵入強盗事件、走行中のバイクに凶器を所持して襲いかかり、転倒させバイクを強奪する強盗事件など、強引な手口が目立っている。また、件数は少ないものの、邦人の車上狙い被害や置引き被害なども発生している。
2 殺人・強盗等の凶悪犯罪の事例
(1)殺人
殺人事件の発生はあるが、頻度は低く邦人被害は発生していない。
(2)強盗
邦人被害は発生していないものの、路上強盗や侵入強盗は継続して発生している。その手口もけん銃や刃物を所持し複数で犯行に及ぶなど凶悪化している。
(3)強姦
強姦事件の発生頻度は低く、邦人被害は発生していない。
3 テロ・爆弾事件発生状況
管轄内におけるテロ・爆弾事件の発生及び関連情報の認知はない。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
誘拐事件の発生頻度は低く、邦人被害は発生していない。
5 対日感情
全般的な対日感情に変化はなく、従来同様継続して良好である。
6 日系企業の安全に関わる問題
日系企業の安全に関わる問題は発生していない。